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マンボウ報告!

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2024/04/25  21:13
| | 編集 |
はいさ~い

前回のブログでちょこっと話したのですが三重県のほうまでマンボウを
採りに行ってきたので結果とその漁の様子も一緒に報告。

           【出港】
DSCN2325.JPG














朝、5時起床!
気温は4~5℃ぐらいでなかなかの冷え込み。

        【引き揚げ】
DSCN2331.JPG














定置網の張られた場所に到着。
2隻の船の揚網機で両端のロープを巻き取り網を絞っていく。
それに合わせて漁師さん+水族館スタッフみんなで網をあげていく!
漁師さんもみな待ちに待った瞬間なんだろう「ソーレ、ソーレ」と気合の入った掛け声と
一緒に揚げていく。
腰の痛くなる作業だが、網があがるにつれみんなのテンションもあがっている
この時からおそらくみんな寒さを忘れてます(笑)
DSCN2343.JPGDSCN2334.JPG














一つ目の網には残念なことにマンボウは一匹も入っておらず・・・。
アオリイカ、ヤリイカ、スルメイカ、マダイ、マトウダイ、アカヤガラ、ハリセンボン、
ホウボウ、セミホウボウ、ヒラメ、アジ、タチウオ、エイラクブカ、シビレエイなどの魚が見られた。
それを漁師さんが仕分けしながら取り上げていく(上左写真)
二つ目の網では念願のマンボウをゲット!!

        【輸送】
7匹のマンボウがかかっていたんだがその内、小振りの個体を5匹お持ち帰り
手作り担架を使い輸送用のペールへ運ぶのだが、かわいい顔して以外に重い!
運ぶのはもちろん2人がかり。
ちなみに今までの記録では体長3m、体重2トン以上にもなる巨大なサイズも見つかっています!!
DSCN2372.JPG














マンボウはとにかくデリケートな魚
壁にぶつかったりするとかんたんにスレ傷ができてしまう・・・
なので移動中はスタッフがやさしく泳ぎを補助
車での移動中も注意しながら三重→和歌山へ移動。
DSCN2380.JPG














そこからまた船に乗り継ぎ、マンボウ生け簀へ
DSCN2413.JPGDSCN2426.JPG














上の写真は生け簀に入れた2日後の様子。
悠々とした泳ぎ、5匹とも網によるスレ傷もなくとてもきれいです
2~4匹で寄り添って泳ぐ姿も見れましたよ。
これからの試練は餌付けさせることですね!
あっ、忘れてはいけないのがマンボウたちの名前!
これもエビとカニの水族館スタッフが素敵な名前をつけてくれると思います♪
期待しましょう。


【マンボウ漁よりおまけ】
マンボウの入ってなかった一つ目の網にこんなできごとが・・・!!
DSCN2351.JPG














上の写真、なんだか分かりますか?


じつはすべてハリセンボン!!!!!
しかもこの写真は、獲れたハリセンボンの量の半分以下しかいません。
その数およそ
10000匹!!!!!
ハリセンボンというかハリセンマンボン(笑)
DSCN2368.JPG













これだけ捕れればさすがに邪魔者、離れた場所へ移動しすべて放流します!
その様子が上の写真。
水面に浮かぶ白い物体がすべてハリセンボンです!!!
その光景はなんともいえずすごいものでした。
この時期、このようなハリセンボンの襲来がたびたびあるそうで、
今回はまだ少ないほうだとか・・・。

私的にマンボウより数集まったハリセンボンのほうが感動したような・・・。

byうちな~

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2010/02/09  15:17
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