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水族館

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2024/05/18  19:12
| | 編集 |

ワクワクドキドキ生き物紹介!!


「ワクワクドキドキ夜磯」で見つけた生物しょーかーい!!

先日遊んでき…採集に行ってきた夜磯で見つけた生物たちの中から
ちょっと変わった生物をご紹介していきたいと思います

まずは
エントリーナンバー『ホシギンポ』
cde288dc.gif















磯でよく見ることのできる種類ですが、この顔!
キョトンとしていてとっても可愛らしいです

注目して欲しいのは頭についてる角のような皮弁!
左側の皮弁が…枝毛!?

本来は右の皮弁のようにまっすぐなんですが、
なぜか先が二股に分かれています!

そのせいで余計に間が抜けた感じの顔に見えるのは私だけ…??


エントリーナンバー『コシダカウニ』
8134e739.jpeg
















上からの写真なのでわからないんですが
カラの背が高いことから『腰高ウニ』→『コシダカウニ』!

こちらも磯でよく見かける種類です。

上の写真の個体は周りにある海藻を体にくっつけてなんと擬態をしているようです!
バレバレですが!!(笑)

その努力が可愛らしくて、ちょっと笑ってしまいました


エントリーナンバー
『アカシマモエビ』

日中、岩のすき間などに身を隠し姿が見れませんが
夜になって表に出てきたところを発見しました!

このエビ、常に体を一定のリズムで左右に動かしているそうなんですが…
77cd0717.jpeg















54d04f32.jpeg















してました!!

クリーナーシュリンプという海のお掃除屋さんのエビは、
食べられないように体を振って「自分は掃除屋エビですよ!」と
魚たちにアピールするようですが、
アカシマモエビもそうなんでしょうか…?

初めて見た激しい踊りっぷりに見とれてしまいます


以上3種類の生物をご紹介しました!
魚やウニやエビカニ、
まだまだたくさんご紹介したい生物がいますが、
長くなってしまいそうなのでこの辺りで切り上げます

まだまだ知らないおもしろい生物がたくさんいるなぁと思った
夜磯でした
また夜磯でおもしろ・ヘンテコ生き物を見つけたらご紹介しますね

※『枝毛ホシギンポ』は水族館で展示中です!
ぜひこの間の抜け…可愛らしい顔を見に来てください


【オマケ】
ん?何か動いた!と思ってふと見てみると…
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カニのメガロパを発見!!
小さいっ!
カワイイっ!!
(メガロパとは稚ガニになる一歩手前の状態の名称です。)

おそらくショウジンガニのメガロパではないかと…?
何ガニになるのか楽しみにしながら育てていきたいと思います

byさやえんどう

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2010/11/10  17:54

ワクワクドキドキ夜の磯!!

水族館の前にある、松が磯。

エビとカニの水族館のスタッフから
「今、夜磯が熱い!!」との情報が流れてきたので、
昨日さっそく夜磯探検に行ってきました

ドキドキしながら磯に向かうと…
何ココ!どこココ!!見た事ないココ!!!
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見慣れている磯とは思えないほどの景色が!!
昨日の真夜中の干潮は、なんと高低差90cm!!

普段海の中にある岩がゴツゴツと出現し、
見慣れない磯への砂浜が出現し、
初めてみる水たまりが出現していました

それだけでもテンションがあがったスタッフ達を待っていたのは…
たくさんの生き物たち

海藻に隠れて寝ている魚がいたり…
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せっせと食事をしている夜行性のカニがいたり…
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昼間は岩陰に隠れている生き物がウロウロしていたり…
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もう、た~のし~い

私事ですが実は、私は昨年牟岐に来るまでは
エビ・カニ・魚の飼育はほぼ素人状態

しかし!
1年牟岐にいてたくさんの生き物を見て、
どうやらはまってしまったようです!
エビ・カニ・魚、おもしろい!

そんな生き物たちを夜に磯に行くだけで見られるなんて、
なんてお得!!

どうやらこの夜磯探検、
仕事後の楽しみになりそうです

次回はそんな磯で見つけた生き物たちをご紹介します
皆さんも磯デビューいかがですか??

※夜の磯は暗く、足場も悪いため十分な注意が必要です!
まずは昼の磯探検をオススメします!!

byさやえんどう

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2010/11/08  20:06

好奇心

本日のお話

『今日開催したイベント“芸術の秋!シーボーンアートに挑戦!!”に
参加してくれた子供達がとても好奇心旺盛だった』のお話

砂浜に何が…??の巻
2.jpg















さぁ、はりきって貝や流木や海藻を拾うぞ!と砂浜へ向かった子供たち。
砂浜へ向かう途中の階段で何かを発見しました!
これは…。

なんとハリセンボン!
浜に打ち上げられて鳥に運ばれたんでしょうか??

初めてみるハリセンボンに興味津津の子供たち。
体中の針に触ってみたりトコトン観察!

その後浜に行ったらなんとハリセンボンの上顎の骨が落ちていました!
もちろんしっかり拾って、フォトフレームの材料にしましたとさ
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フォトフレーム作りの後は…の巻
今回参加してくれた子供達は、話してみると大の生き物好き!

流しに手を洗いに行った時に男の子が何かを発見!!
出た!アオブダイの骨!!
(またアオブダイかよっ!!)

骨格標本作製中で乾燥していたものを見つかってしまいました!
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予想外に食い付きが良い子供たち!!
そこで火がついた骨女・さやえんどう。
ミニ骨講習会が始まりました。

「うわーっ、すごいクチバシ!!」

「何コレ!初めて見たー!!!」

反応にうれしくなっちゃった骨女はヒートアップ!
喉の骨まで持ち出して、ゴリゴリすり合わせ実演!

「うわーーーーーっ!!気持ち悪いーー!!!」

「魚にこんな所があるんだーーー!!
初めて知ったーー!!」

「教えてくれてありがとうございます!!」

子供達の素直な反応がなんだかとってもうれしくって
初心に戻った骨女でしたとさ

(あれ?結局骨の話のブログになっちゃった??)

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2010/11/06  18:58

人手が欲しい~!!


はいさ~い

ん~、寒い

秋を飛び越して冬がやってきたような寒さですね

こんな寒さでも水族館は水を使った作業がほとんど・・・。

水槽をローテーションで掃除していくんですが一周する頃には
始めに洗った水槽はもうコケが生えてます・・・。

洗えど洗えど終わりはこない・・・。

あっ、エサの時間だ!

わぁー、病気が出てる!

「ん~!!人手が欲しい~!!!!」

というわけで、水族館では今月も特別水槽をセット

11月は勤労感謝の日もあるという事で考えた企画。
タイトルもそのまま・・・『人手(ヒトデ)が欲しい~!!』です

人手が欲しいと書いてますが、
“新規スタッフを募集してます、履歴書を水槽に入れて下さい”
みたいな現実感たっぷりな水槽ではありません。

人手とヒトデをかけたなんともユニークなダジャレ水槽です

また、しょーもない水槽作ったなぁ・・・。

なんて思わずにご覧下さい、こちらが今回セットされた
忙しいスタッフをフォローしてくれる素敵な水槽です!
IMG_5821-1000--600.JPG














スタッフに代わって自分たちの水槽を掃除しています!
(実際には掃除はしてませんが・・・)

スポンジをうまく使って掃除しているように
見えるでしょ

ヒトデの形が人の手の様にも見えるのも
ポイントのひとつですね(笑)

助けてくれるのはこのメンバー!

・朱色の体が特徴的な中型のアカヒトデ

・体が一様に紫色で腕の細長いムラサキヒトデ

・カラフルな斑紋をもち国内では最大種のオオアカヒトデ

・牟岐で見れるのは珍しい南方系のコブヒトデモドキ

この4種類のヒトデ達が水槽内をピカピカに
してくれています

またヒトデ以外の生き物でクリーニングシュリンプの
別名を持つエビ、アカシマシラヒゲエビがお手伝い役で
水槽とヒトデの間を駆け回ってます

勉強や仕事と忙しい人はたくさんいると思いますが
少し手を止めてヒトデ達の働きぶりを見に来てはいかがですか?

byうちな~

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2010/11/02  18:33

不完全燃焼

パソコンでデータ整理をしていると、チョコチョコ撮っていた動画を発見!!
今日はその中から選りすぐり3本をブログに載せちゃいます。
軽~い気持ちで見て下さい

まずは1本目
『カエルアンコウ(中央の赤い体の魚)がアジを狙って…』


…食べないのかよっ

1本目その後
『1本目の動画のカエルアンコウと同居中のチビカエルアンコウ』


…こっちが食べちゃったよ
自分の体長とさほど変わらない体長のアジを!!
カエルアンコウは解剖してみると、体に比べて胃の占める割合が大きいんですが
だからって…。
残念ながら、食べる瞬間のシーンは撮れませんでしたが、
まだ胃の中で動いてるアジの様子がわかります…。

今のところ、消化不良でグッタリ…ということは無いので
ご安心を

2本目は
『ナポレオンのバブルリング』

…まだできてません
2度ほどキレイなバブルリングを見せてくれた当館のナポちゃん。
(バブルリング:水中でドーナツ状になった泡。
よくシロイルカのバブルリングが話題になってます!)

「エサでつってトレーニングしたら、得意技にできるかも!」
と思い初めて早1ヶ月。
まだできません…。
というか、トレーニングをしようにも中々バブルリングを披露してくれません…。

でも諦めません!
いつの日かバブルリングを公開できることを目標に頑張ります!

ラストは
『出た!アオブダイのクチバシ』

またしても画像注意!!
骨格標本手前の、まだジューシーな標本の動画となっています!



どうですか、この立派なクチバシ!
(正確には上下の顎の歯です)

骨にしてしまうと、魚?オウム?
オウムと言われても信じてしまいそうです

肉を外しても、クチバシの部分(上下の顎の歯)はキレイな
アオ色なんですね。
さすが名前に“アオ”が入っているだけあります!

以上、3本の不完全燃焼動画集でした!

改めてみてみると本当に不完全燃焼でしたね…

完全燃焼!と言えるくらい見事な動画を撮れるように、
撮影のタイミング&生き物のタイミングを見計らえる眼を
養います!

byさやえんどう

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2010/10/29  18:33

ウミガメ孵化調査!

はいさ~い

先日、牟岐のNPOの方々と今年のウミガメの孵化調査を行いました。

一つの産卵巣からいくつの卵が孵化したのか
産んだ場所を掘り起こし、一つ一つ卵をチェック
していきます!

場所はモラスコむぎの前の浜「松ヶ磯」

今年は4頭のアカウミガメの産卵が確認されているので
その4ヶ所とも掘り起こし調査します。

まず始めに、この広い砂浜から産卵した場所を
探しださなければなりません

産卵巣の直径は約30cm程度と意外と小さい・・・

数十センチ掘る場所がずれると卵は発見できません・・・。

そこで秘密兵器の登場
DSC_0378-600.JPG













孵化調査のリーサルウェポン
『卵の側に埋めた発信機を探し出す機械』です

(すいません、正式な名前がわかりません・・・)

上の名前の通りの機械です

この機械を使い「ピピピ・・・」と反応のある
場所を探し当てます
DSC_0375-600.JPG













この機械のおかげでほぼピンポイントで探し当てることができます

機械が「ピピピ・・・」と鳴ると
スタッフから「見つけたぁ~」のハシャギ声

もうそれだけで満足してしまいます(笑)

場所が分かると、ここからは手作業!

卵が埋まっている深さは腕一本分(約50cm)といったとこ、
そこまで砂をかき分け掘り起こしていきます。

人の手でも意外と大変な作業で母ウミガメの苦労が
感じられる瞬間です
DSC_0392-600.JPG













掘り出した卵は孵化したものと未孵化のもの
に仕分けていきます。

卵の数は約100個

もろい卵の殻をバラバラにしないように、
卵の取り忘れをしないように丁寧に取り出していきます。
DSC_0387-600.JPG













なかなか見られない珍しい光景に
近所の子も興味津々で見に来てくれました
DSC_0411-600.JPG













孵化調査の結果はというと・・・

この浜での孵化率は約半分程度と去年より悪い結果に・・・

ウミガメの卵は天候や気温にものすごく
左右されやすいため、今年の“猛暑”なども
恐らく影響しているのかなと感じました

毎年行っているこのような産卵・孵化調査は
数が減ってきているウミガメの現状を知るうえで
大切な仕事です

作業は大変ですが、そんなウミガメが来年も
産卵に来てくれることを心待ちにしているスタッフ一同でした

byうちな~

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2010/10/27  20:36

四国の右下アウトドアフェス


今日は「四国の右下アウトドアフェス」と題したイベントが開催されました!
四国の右下に位置する徳島県の大自然の中、
家族皆でアウトドア体験をしよう!というイベントです

水族館では、磯観察とシーボーンアートを体験してもらいました!
まずは磯観察
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気温は寒くなってきた牟岐でも、水温はまだ暖かく、
たくさんの生物を観察することが出来ました!

毎回そうなんですが、一番熱中して楽しそうなのは
実はお父さんだったりします(笑)
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イソスジエビ、シマスズメダイ、スナガニ、ホンヤドカリ、クモハゼ
などなど大収穫でした

午後はシーボーンアートに挑戦です!
今回は海で拾ったものを使って、フォトフレームを作成します!
588aac3c.jpeg















ここ最近、海が荒れて波が高かったためか
砂浜にはたくさんの貝ガラが

女の子にはうれしい、カワイイ形やキレイな色の貝ガラが
たくさん流れ着いていました!

ついつい拾うのに熱中して、後ろから迫り来る波に気づかず
足がぬれちゃった!なんてことも
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拾った貝や流木、海藻を使ってシーボーンアートスタート!

いくつかの貝を組み合わせてカメの形を作ったり、
二枚貝をカスタネットにみたてたり、
ダイナミックに木の実をくっつけてみたり…
子供の発想力ってスゴイ!と改めて感心してしまいました

少し肌寒くなってきた牟岐ですが、
いざイベントがスタートして体を動かし始めると
体がポカポカしてきました
う~ん、気持ちイイ!!

曇り空の一日でしたが、秋らしくすごしやすい一日でした
そんな気持ちのイイ日に磯観察やシーボーンアートを体験しにきませんか…??

水族館でもシーボーンアートを季節イベントとして
毎週土・日曜日の13:00から開催中です
ぜひご家族皆さんで、ご参加下さい
お待ちしています

by広報課さやえんどう

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2010/10/23  18:47

新たなる発見!!


はいさ~い

先日、決定的瞬間に出会いました!

それは海藻やカイメンを体中に付着させているカニ、
モクズショイの脱皮後の姿
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いつものモゴモゴした体ではなくスラッとした
白っぽい細身のセクシーな体に

脱皮直後ではなく脱皮してから数分たった後で
もう体に藻屑をくっ付ける作業をし始めていました。

しかも!!

その新しく付ける藻屑は新しい海藻やカイメンを
採りに行くのではなく、以前背負っていたものを
取り外し再利用しているではありませんか

古着を着る、まさにエコガニ

おそらく脱皮後の柔かい体をいち早く守るために
そのようにしているのですが、何となく感心してしまいました

そんなモクズショイをじっと見ているとある大発見が

それは藻屑を付けるのには順番があるということ

一番初めに付けていたのが脚の長節と腕節の間の関節。
(下の写真の矢印の部分)
DSC_0322-600hen.JPG













確かに関節は体の中で最も柔らかく敵に狙われやすいところ、
そこをまずガードというわけだ

納得

そこから順番に別の関節の部分に藻屑を付けていきながら
たまに背中にも付けていくといった感じでした。

ちなみに・・・
その背中に藻屑を付ける瞬間がこちら。

脱皮殻から外した藻屑をハサミで持ち上げ・・・
DSC_0332-600hen.JPG













よいしょ!
DSC_0333-600.JPG













といった感じ

このように『関節→背中→脚の節』の順番で
約一時間かけ自分が納得いく量の藻屑を取り付けていました。
DSC_0422-600.JPGDSC_0415-600.JPG










         【藻屑取り付け後】              【藻屑を取り外された脱皮殻】

脱皮殻は丸裸にされなんとなく悲しい姿に
なってしまってますが・・・。

モクズショイなりの生きていくための工夫、
生きていくための知恵をしかと見せられました

モクズショイ侮りがたし・・・

今まで2,3年ずっと飼育していて何百匹と
見てきた見慣れていたはずのモクズショイからの
新たな発見

まだまだ私の分からないことだらけです。

やっぱり、生き物っておもしろいと思ううちな~でした

★ちなみにこのモクズショイ、
よくモズクショイと
言い間違えられますがモズクではなく
モクズですのであしからず・・・

byうちな~

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2010/10/21  18:50

こ…怖っ!!!!!


その時は突然やってきました…
その恐怖の時は…

以前のブログでもご紹介したアオブダイ。
(登場させすぎかな!?)
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見てのとおり、クチバシのような歯を持っています。
まるでオウム!
英名ではまさしくパロット(オウム)フィッシュ!

このカッコイイ頭を骨格標本にしようと
作業をスタートしました!

注意
この後の写真は解剖写真です。
苦手な方はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いします





注意2
この後の写真は今までこのブログでご紹介してきたどの写真より
衝撃的かもしれません。
とてもグロテスクです!!
フリではないので、ご注意を

行きますよ!









骨格標本を作る為に、肉を取り除いていた時のことです…
ソレは突然現れました…
7651daf2.jpeg
















!?!?!?!?
エイリアン!?!?!?

もうちょっとアップに!
ff32130b.jpeg


















キャーーーーーーーーーーーーー
怖い

何コレ!?
超怖いんですけど

実はコレ、ブダイのノドの歯・咽頭歯なんです!
(写真は切り落とした頭を後ろから見ています。
奥が頭、手前が尾ビレ方向です!)

オウムのようなクチバシ歯で硬い殻を持つ貝や
甲羅を持つエビ・カニをバリバリかじり取り、
このノドにある歯でさらに粉々に噛み砕いて
食べるというわけです!

「アオブダイの咽頭歯はカッコイイ」と、
ある本に書いてあったので
今回見るのを楽しみにしていたんですが…

怖すぎです!
怖すぎてスタッフ皆に見せてしまいました!!!
しかも…
db30b1b1.jpeg














立派な歯同士、実際にこすり合わせてみると…
ギリギリ言います!!!
よくすり潰せそう!!!


写真はわかりやすいように歯の周りの肉を取り除いていますが、
この歯がちょっとずつ見えてきたときの恐怖と言ったら!
標本作りをしていて、いままでで一番怖かったです(笑)

エイリアンの映画を作った人は、
案外こういうおもしろ生物からヒントをもらって作ったんじゃないかなとか
思ってしまいます。

何はともあれ、このアオブダイには毎回驚かされます!
勉強させていただきやした!
立派な骨格標本にして、恩を返そうかと思います

でも…あー怖かった

byさやえんどう

拍手[123回]

2010/10/18  17:40

この~木、何の木、気になる木♪

はいさ~い

本日は、まだ継続中のエビ網にて
ちょっと笑える生物を発見しました!

その生物とはヤドカリの仲間でイシダタミヤドカリという
エビ網でもらえる常連の生物です。

結構大きなサイズになり、赤いボディーに全身毛だらけの
ヤドカリ
IMG_0237-600.JPG














笑えるイシダタミヤドカリは漁師さんが網にかかった
いらない生物を入れるカゴの中にいる時に発見!!

「ん?なんかいつもと違う・・・」

なんとなくふと目にとまったイシダタミヤドカリがこちら!!
DSC_0055-600.JPG













カコボラという貝を背負っていますが・・・

右側に注目

は、は、生えてます

モサッとしたものが生えてます

貝にイソギンチャクを付けたヤドカリは見た事ありますが
海草の仲間を付けたヤドカリは初めて
DSC_0049-600.JPG













「どうや、わしの貝は他のやつと違ってオシャレやろ
とでも言いたげ(笑)

イソギンチャクを付けているヤドカリは
敵から自分の身を守るためにイソギンチャクを
付けていますが、この海草にはいったいどんな
意味があるのだろうか

もしや新手のカモフラージュ

確かに頭・脚を引っ込めれば草の生えた石!
とてもヤドカリとは気付かれなさそうだが。

もしかして盆栽が趣味

いやいや、そんなヤドカリはいないはず

背負う前から生えていたのか・・・

背負った後で生やしたのか・・・

背負った後で生やしたなら何のために
生やしたのか・・・

とても気になる木(海草)を生やしたヤドカリでした

byうちな~

拍手[113回]

2010/10/16  20:20
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