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モラっこ水族館日誌  ≫ 水族館

水族館

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2024/05/05  15:22
| | 編集 |

海の牛・・・前編

はいさ~い

先日、徳島で初の鳥インフルエンザが
野生のフクロウから確認されました

徳島には“阿波尾鶏(あわおどり)”という
出荷数・シェアともに日本一のブランド鶏がいますが、
はたしてどうなるのか・・・心配です

フクロウは渡りをする鳥ではないので
恐らく、別の鳥がインフルエンザ菌を
持ってきたのでは・・・!?

持ってきたといえば!

水族館によく遊びに来る
地元の高校生が磯で採集した生き物を
持ちこみで提供してくれました

持ってきてくれたのは3種類のウミウシの仲間です。

1種類目が真っ白な体に何本にも枝分かれした突起をもつ、
      『シロハナガサウミウシ』
IMG_9840-600.JPG














ダイビング中にこのウミウシを見たことがあります!

雪の様な真っ白い体とそこから生える白い枝状突起は
暗めの転石や砂利の上ではとても映えていました

雪の積もった大地のような体・・・

雪に吹かれた木々のような白い突起・・・

今の季節になんとなくぴったりな
ウミウシのような感じがします
(私だけ・・・!?)

さぁ、2種類目がこちら
      『ミノウミウシの仲間』!?
IMG_9834-hen-600.JPG















体長約4~5mm程度のミニウミウシです(小さっ)!

よくこんな小さいものを見つけたなぁと
感心してしまう程の小ささ

想像してみてください・・・

炊く前のお米サイズの黒い物体が
凹凸に富む広い磯をゆっくりと這いずり歩いてるのを・・・。

自分はきっと見つけられないかも

上の写真のように
黄色の体に黒い蓑(みの)を背負ったような色合いも
ここまでアップにしてみて初めて分かるほどです!

あっ、ちなみに名前ですが水族館にある資料では分からず・・・
ただいま調査中です

もう一種類いるのですが長くなりそうなので
本日はこのあたりでモゥ~お開きにしたいと思います!
ウミウシだけに

後編をお楽しみに

byうちな~

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2011/02/11  18:30

ホネホネ団


「なにわホネホネ団」って知っていますか??

大阪市立自然史博物館を拠点にして、
鳥類や哺乳類を中心に、仮はく製や骨格標本を作成している
骨好き団体です

骨好き・さやえんどうが図書館でふと手に取った本、
その名も『ホネホネ探検隊』。

本の後半にホネホネ団が紹介されていて、
活動には“一般人も参加可能”と書いてあるではないですか!

そこで…
先週の土曜日、ちゃっかりお休みをもらって
ホネホネ団の活動に参加して来ました!

ドキドキしながら博物館の実習室へ向かうと、
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なんともセンスの良い看板が

本日の動物はヌートリア・ネコ・タヌキ・キツネ・シカ
ハクビシン・トムソンガゼルなどなど…

トムソンガゼル
あの動物園にいるトムソンガゼル
よくTV番組でライオンに追われているトムソンガゼル

この時点でテンションあがりまくりです
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さやえんどうは午前中シカの除肉を手伝わせてもらい、
午後はキツネの皮なめし
( はく製を作るために皮をキレイにすること )に挑戦しました。

魚と違って骨が大きいので、
作業がやりやすい半面、肉の量が半端なかったです
“皮をなめす”という作業も初めてしましたが、
今後サメの皮の標本をつくるときに応用できそうです!

作業に熱中しすぎて写真をあまり撮っておらず、
文章ばかりでスミマセン

朝の10時に始まり、夕方6時過ぎまでの作業でしたが
皆さんの集中力は全くと言っていいほど切れません!!

道ばたに落ちている死体を捨ててしまうのではなく、
標本として復活させ
その作業工程で動物の体のつくりや
生きていた時の状態を観察できる標本作り。

学ぶところがたくさんありました。
今後も参加させていただきたいと思います

ホネホネ団の皆さん、ご指導ありがとうございました
骨に興味のある方はぜひぜひ参加してみてください

活動内容に骨抜きにされるかも…

by骨抜きにされた、さやえんどう

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2011/02/07  18:32

ビリッとね!!

はいさ~い

今日は待ちに待ったビリッとくる出来事を紹介!

1/28のブログでもちょこっと話をしたのですが・・・
http://mollusco.blog.shinobi.jp/Entry/248/

只今、ヒラメ漁をしている漁師さんを訪ねながら
展示できるような小さいサイズのサメやエイを集めています

本命はシビレエイ』というエイ!

そのシビレエイがなんと・・・!!

本日・・・!!

手に入りました
DSC_2068-600.JPG













体長25cmと展示するには手頃なサイズで、                    
網によるスレ傷等もなく綺麗な個体です!

さっそく水合わせをし、事前に用意してあった水槽へ移動。
IMG_9725-hen-600.JPG













展示してみると、まるでおへそのようなクリッとした眼が
何とも言えずかわいいではないですか

こんなかわいい眼をしたエイですが、
魚類のなかでも特に変わった特徴・習性をもっているんです!

シビレエイという名前から想像できるように、
このエイはなんと体内から電気を発生させることができます

放電することにより餌の小魚を“ビリッ”としびれさせ、
しびれて動けなくなったところをパクリと食べてしまうわけですね

ちなみに、その時に発生する電圧は30~70ボルト・・・

あまりパッとしませんが、電気を出す魚で有名な
「デンキウナギ」や「デンキナマズ」はというと・・・。

デンキウナギの場合、最大で600~800ボルトと
人でも心臓麻痺を起こすほどの電気を出します

なので、まぁそれほど強力な電気ではないですね

そこで、ここは飼育スタッフとして体験してみなくてはと思い
ためしに触ってみたのですが・・・

“ビリッ”とはしてくれませんでした・・・

残念・・・

最後に、ビリッとくる豆知識を一つご紹介!

紀元46年のローマでは頭痛や痛風に対する鎮痛・治療法として
シビレエイを利用していたそうです

頭痛で悩んでいるあなた、一度試してみてはいかがですか!?
(効果・危険性ともに保証はしませんが・・・

byうちな~

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2011/02/04  20:10

2月の特別水槽!!

もう2月ですか!!
つい最近お正月を迎えたばかりと思っていましたが…
早いですね~

2月と言えば、節分!!バレンタイン!!
そこで今年の2月水槽は2つの行事をコラボしちゃいました!

名付けて
「鬼にもチョコっと福が来た!!」
setubun2.JPG














無理やりですか!?(笑)

どうやってコラボしようか悩みに悩んだ挙句、
オカメ福がいつもいつも外に追いやられている鬼たちに、
チョコをプレゼントしよう!という設定に決定!

チョコ役には、
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ハートの形をした“ハートガイ”と“リュウキュウアオイガイ”、
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そして一口チョコの包み紙のようにペイントされた貝殻を背負った
“ホンヤドカリ”達が担っています!!

オニ役はというと、
a.GIF














鬼のようにグロテスクな顔をもつ“オニダルマオコゼ”と、
(本人に聞こえませんように)
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鬼のような角をもつ“エダツノガニ”、
名前に鬼とつく“オニヒトデ”が担っています!

展示期間は2月15日(火)までです。
鬼に訪れた幸せいっぱいの水槽を、ぜひご覧ください

ちなみに、“ハートガイ”と“リュウキュウアオイガイ”は
水族館の売店でも販売しています!
バレンタインのチョコに添えてプレゼント…
なんてのもインパクト大!?

byちゃっかり売店宣伝さやえんどう


【おまけ】
水槽のタイトルを決める時は、スタッフ皆でひたすら
言いまくります

「鬼とかフクとかつく言葉ない!?」
「フクとフグをかけてシロサバフグでも展示しようか??」
「カイカムリにチョコを背負わせるとか…」
「それってちょこっと無理がない??…
ん…チョコっと!!使える!」

…てな感じです(笑)
来月はひなまつり水槽を設置する予定

どんなタイトルになるのか、予想してみてください

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2011/02/02  18:51

ボーニー裏話2

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「ボーニーもといホネスケの
【突撃!モラスコの晩ごはん】~

「お邪魔するのはモラスコむぎで開催中の
骨展~!!
本日の晩ごはんはこちら~!」

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「魚づくし!5品の料理です~!」
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「こちらはアジの網焼きですね~。
刺身・タタキ・素揚げ・煮付け・南蛮漬け…
どうやって食べてもおいしいアジ!
“味が良いからアジ”!
安いぞ、大衆の味方アジ!
骨まで食べれるアジ~!

お刺身にする時にやっかいな中骨。
“上神経骨”という立派な名前がついていますが、
アジのこの骨は細くて多い
料理の際は毛抜きで取り除いている奥様、
どこにどれくらいあるのか、見てみませんか~??」
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「お次はタイの尾頭付き~!
“タイ”が“めでたい”に通じることから縁起の良い魚とされ、
お祝の席に登場する料理です~!」

「注目は“鯛の鯛”~!
何のことを言っているんですかって~??」

「実は魚の骨には“魚の形をした骨”があるんです~!!
通称“鯛の鯛”~!」
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「さ…魚に見えますか…??
なんとなーく見えますよね~!!ね!
左側の穴を目に見立てて、右側の細長い部分を尾に見立てて…。」

「この“鯛の鯛”は胸ビレを動かす時に使う骨なんで~す!
江戸時代の本の中でも書かれているほど、
昔から縁起物として扱われている骨なんですよ~!」

「ここでホネスケの一句。
めでタイな
タイの中の
タイの骨~!」

「おおっと、ついつい長くなってしまいました~
残りの3品は後日またご紹介しま~す
大丈夫です、料理が冷める心配はないですから~

byホネスケ

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2011/01/31  19:42

世にも奇妙な生き物・・・。

はいさ~い

本日は海で出会ったなんとも奇妙な生き物を紹介

海と言っても場所は港!

最近、この時期が旬の魚「ヒラメ」をターゲットに漁をしている
漁師さんを尋ねて歩いてます。

締まった淡白な白身に、少し香りのあるしっかりした食感・・・

刺身でよし、蒸してよし、ムニエルでよしのヒラメを
頂きに行っているわけではありませんよ・・・。

(違うのかよ!)

水族館スタッフが狙う獲物は展示できるサイズの“板鰓類”です。

板鰓類とはいわゆるサメやエイの仲間のこと

砂地で行うヒラメ漁には小型のサメ、
特にエイの仲間がよく獲れます!!

サメやエイの中でも私たちの狙う本命は“シビレエイ”という
体から電気を発するなんともユニークなエイの仲間。

なのですが

今回はシビレエイについて書いているわけではありません・・・。

(違うのかよ!)part2

今回紹介したいのはこちら!!!
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ヒラメ漁で獲れたエイラクブカというサメ!

ただ注目してほしいのはサメではなく、右の胸ビレ。
IMG_9390-600.JPG














いますねぇ~、完全に何かいますねぇ~

白いドングリのような形をしたものが。

実はこれ、ある生き物がサメに噛みついています

取り外したものがこちら
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正式名称は分からなかったのですが、
アジやタイの口腔内に入り込み体液を吸うウオノエという生き物の仲間!

そう、いわゆる寄生虫

大きなサングラスをした白いダンゴムシといった感じですが
今回はこれだけではありません。

次に頂いたのがコモンカスベというエイの仲間!
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では、さっそく尾の部分に注目してみましょう!
IMG_9399-600.JPG














いますねぇ~、ここにも完全にいますねぇ~

細長いゴーヤーみたいなものが(他のスタッフの意見)

しっかりとエイの体表に吸いついています。

ヒルの仲間だろうというのは分かったのですが
こちらも調べた結果、正式名称は分からず・・・。

分からないことばかりで何の情報も与えられないのですが
奇妙な生き物の出現に少しテンションが上がり本日ブログに書いてみました

名前は分かり次第、報告したいと思います。
※もし知っている方がいれば教えていただけると幸いです!

【お・ま・け】
ウオノエの仲間の顔をアップ
IMG_9400-hen.JPG














特徴的な大きな目はアップにすると分かるように立派な複眼

複眼を持つ生き物ではトンボやハエが有名かな!?

小さな六角形の眼が集合した構造は
まるで蜂の巣を思わせます

トンボやハエ、ウオノエのような仲間は
このような眼をしていることにより図形認識能力を備えているんだとか

きっと、

奇妙な生き物が持った綺麗な瞳からは
私たちの方がよほど奇妙な生き物に見えたんだろうなぁ~
と思ううちな~でした

byうちな~

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2011/01/28  18:01

ボーニー裏話1

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「またまたボーニーで~す!
本日から骨展で展示中の標本を何点かピックアップして
ご紹介しちゃいま~す!」

「トップバッターは“ナルトビエイ”くんで~す!
さやえんどうくんにバトンタッチしたいと思いま~す!
決してさやえんどうくんが私の代筆が面倒だからというわけでは
ないですよ~!
お願いしま~す!」

ということで、“ナルトビエイ”の骨をご紹介します
39e1589a.jpeg
 













もうちょっと近くに寄ってみましょう
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まるでスダレ!!

エイ達は体をしなやかに波打たせて泳ぎますが、
このようなたくさんの骨があるから出来る動きだったんですね!
なるほど~

しか~し、このスダレのような骨には手をやきました・・・。
エイはサメと同じく“軟骨魚類”の仲間です。
その名の通り骨が柔らかいので、作業中気を抜くと
メスで肉と一緒に骨まで切り取ってしまいます

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
何箇所か切ってしまいました
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次は見る角度を変えてご紹介です!
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ウォッ!ちょっと顔がグロテスクですね
矢印で指し示している所がナルトビエイの“歯”です!

この丈夫な歯でアサリやカキなどの貝類をバキバキ食べることが
できます!
しかし…
有明海や瀬戸内海ではナルトビエイによる貝類の食害が問題になっているようです
もともと暖かい海域に棲むナルトビエイですが、
近年の海水温上昇で個体数が増えたのだとか…

漁師さんから嫌われているナルトビエイですが、
このスダレ骨でのしなやかな泳ぎ方を見たら
水族館では人気者になれるかも…。

ナルトビエイの長期飼育は難しく、
中々水族館でみることができないですが、
いつの日か皆さんに見ていただけるように
コツコツ飼育技術を磨きます…

byさやえんどう

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2011/01/25  20:14

歴史ある四国とウミガメ

昨日、徳島で開催された
『環境省モニタリングサイト1000 四国地区ウミガメ情報交換会』
に参加してきました!

四国でウミガメに関わっている
ウミガメ好きな人間が集まって
ウミガメの話をしよう!という会です

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なんと60年前!!!からウミガメの上陸・産卵調査を始められた方、

アオウミガメのエサとなっている海藻の調査をされている方、

漁師さんが中心となって活動しているNPOの方、

などなど、たくさんの方のお話を聞くことができました

特に長年ウミガメと関わってきている方のお話は、お話を聞けること自体が超貴重!!
今のように何でもすぐに手に入る時代では無かったため
ウミガメを飼うのにも様々な工夫が!
貧乏水族館としては、大変勉強になりました

僭越ながら、私も徳島県牟岐町の上陸・産卵状況や水族館での活動について
お話させていただきました
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皆さん、真剣そのもの!の表情で各演者の発表に聞き入っていました!
さすがウミガメ好きの集まりです

いつもは徳島県内のみの情報交換会を行っていますが、
今回は初の四国全体での報告会!
お隣の高知県や愛媛県の方のお話も聞けて、とても新鮮でした

全国的に見て、四国は上陸・産卵回数の回復が著しく悪いとのこと…。

今回集まることによって、四国各地の砂浜の情報交換ができました。
昔のようにウミガメ達が産卵しに来てくれるように
今後も調査を続けていこう
と改めて気合が入った報告会になりました


【おまけ】
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モラスコむぎでは日頃お世話になっている牟岐町と海陽町の
5箇所の漁協さんにポスターを張らせていただいています!

漁の時に誤ってウミガメを獲ってしまった時には
連絡を下さい!調査にかけつけます!
というポスターです

地道な活動ですが、カメらしくのんびり続けていけば
結果がついてくるかな!?

皆さんもウミガメを見かけたら水族館にご一報を!
よろしくおねがいします

byさやえんどう

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2011/01/23  17:49

鉄砲玉ゲット!!

はいさ~い
本日またまた変わった生き物をいただきました!

エビ網の時からお世話になっている漁師さんからの電話で
「へんてこな形のカニがいるからどうですか?」とのこと。

生き物の前に
『変わった形の・・・』『変わった色の・・・』『見たことのない・・・』『名前の知らない・・・』
などの表現が付くだけで少しテンションが上がるうちな~

今回は『へんてこな・・・』です

もちろんすぐに駆けつけました!!

到着すると水族館用に置かれていた小さなバケツには
確かにへんてこな形のカニが...

それがこちら。
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                『トゲナシビワガニ』

ビワガニというカニの仲間で、
見ての通り枇杷(ビワ)の実に似ていることから名が付きました。

その漁師さんからは姿形から“鉄砲玉”と呼ばれていましたが
この名もなんとなく納得(笑)

カニにしては変わったフォルム、甲はつやつや、
とがった頭の先についた小さい目・・・
初めての出会いに感動です

ただ、残念なことにすでに死んでしまっている状態...。

なので標本としてしっかり保管しておくことにしました。

【おまけ】
実は小さなバケツの中にはトゲナシビワガニの他に
こんな生き物も
DSC_1770-600.JPG













       『ウミエラカニダマシ』
ウミエラという刺胞動物に隠れ住んでいるカニダマシの仲間。
体長は約1cm程度のとても小さな生き物です

コチラも本物を実際に見たのは初めて

見たことのない生き物が見れたというだけでも
十分なこと、海の生き物のことをまたひとつ勉強できた
と思ううちな~でした

ありがとう漁師さん。

byうちな~

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2011/01/18  19:42

出でよ、〇〇!!

今日は骨展の宣伝をしたいと思います!
さっそく、案内役の彼に登場してもらいましょう!

せ~の、
ボーニー!!!!
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「は~い!
ペーパークラフトの骨格標本といえば、わたくし!
ボーニーがご案内しま~す!」

「毎日毎日骨を刺すような寒さですが、
モラスコむぎではそんな寒さを吹き飛ばすような展示
【骨展】を公開していま~す!

魚の頭の骨や深海魚の骨、はたまたウミガメの甲羅の骨など
様々な海の生き物の骨が登場していま~す!」

「本日は展示している骨の中からボーニーオススメの骨を
ご紹~介!
コチラの生き物~…」
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「ドクウツボくんで~す!」
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「なんと、体長約1.3m!筋骨隆々!!
この巨大な体の肉を取って骨にするのはまさに骨仕事ですね~!」

「牟岐の名産にもなっているウツボは脂がのっていておいし~いと
聞いていますが、標本にするにはその脂が大敵で~す

部下のさやえんどうくんが言っていましたが、
脂を取り除く作業が一番骨を折ったそうで~す!
メスやナイフがすぐに脂で使い物にならなくなってしまうので
コツコツ洗剤で落としながら作業したとか~

「やっと余分な肉をおとしたら、次は整形で~す!
とにかく巨大なドクウツボくん。
そこでせっかくの長さを活かして、
ポージングしてもらうことにしました~!」
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「発砲スチロールに竹串をブスブスさして、まずは骨組みを整えま~す!
そこにドクウツボくんの骨をセット…
ココは骨を惜しまず慎重に…コツコツと…

数日間乾かして完成したのが~…」
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「こちら~!!!!
カッコイ~!!!
まるで某マンガに出てくる龍の神様のようです~!!」

「そしてなんと骨の両脇には本物のウツボも登~場~!」
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「一目で水槽を泳ぐ本物のウツボと比較が出来るんで~す!」

「いかがでしたでしょうか~?
ボーニーに会いたくなりましたか~?
あ、違うって~?
ドクウツボの骨を見たくなりましたか~?

わたくし、ボーニーも活躍中の【骨展】は3月31日まで開催中で~す!
仕事の合間の骨休みに【骨展】、見に来て下さいね~!」

byボーニー(代筆さやえんどう)

拍手[115回]

2011/01/14  09:35
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